Arches、韓国・ソウルに新拠点を設立
プレスリリース
アジアでの成長を加速し、2028年のIPO実現に向けた体制を強化
2025年6月3日|韓国・ソウル
アジアを代表するエキスパートネットワークのひとつであるArches(アーチーズ)株式会社(本社:東京、代表取締役:加藤洋気、以下:Arches) は、韓国・ソウルに新たな拠点を開設いたしました。今回のソウルオフィス開設は、当社のグローバル展開に向けた重要なステップであり、2028年の株式上場(IPO)に向けた成長戦略の一環となります。
近年、エキスパートネットワークサービス(ENS)市場は急速に拡大しており、2024年に380億米ドル規模だった世界市場は、2033年には1,250億米ドル規模にまで成長すると予測されています(Business Research Insights, 2024)。この市場の追い風を受け、Archesはさらなる国際展開を進めてまいります。

日本・東南アジアでの実績を基盤に、グローバル展開を加速
2019年に創業したArchesは、これまでに20ヵ国以上、400社以上のクライアントに対し、158,000名を超える審査済みエキスパートの知見を提供してまいりました。特に日本および東南アジア市場で高い評価を得ており、15カ国以上の国籍で構成されるグローバルチームと独自開発のマッチング技術を活かし、コンサルティング、投資、経営戦略分野の意思決定を支援しています。
代表 加藤洋気のコメント
「ENS業界がグローバルインフラの一部として確立される新たな時代において、Archesはその変革をリードしていきます。エキスパートネットワークは、2030年には世界のビジネス基盤に不可欠な存在になると確信しています。今回の韓国進出は、地理的な拡大にとどまらず、国境を越えた知のネットワークをさらに広げるための重要な一歩と位置づけています。」
知識経済の発展を目指して
韓国は、テクノロジー、バイオテクノロジー、製造業において世界有数のイノベーション拠点です。ソウルオフィスでは、国際企業からのローカル知見への需要に対応するとともに、韓国の優れた専門人材がグローバルな知識交流に参画する機会を創出してまいります。
韓国拠点責任者 イ・ホジュンのコメント
「韓国のエキスパート経済は、まだ世界的に十分に評価されていません。Archesは、単なるエキスパートマッチングにとどまらず、持続的な価値を生む知のコラボレーションを推進することで、その潜在力を世界に届けていきます。」
グローバル展開とIPOに向けたビジョン
ソウルオフィスは、今後予定している欧州および北米への展開に先駆けたグローバル戦略の一環として、2028年のIPOに向けた成長基盤を強化するものです。現在、Archesは日本、ベトナム、シンガポール、韓国にオフィスを構えており、今後さらに拠点を拡大する計画です。
これまでに、KUSABI、VISONAL株式会社、SMBCベンチャーキャピタル、Grove Advisors Venturesといった有力投資家から累計600万米ドルの資金調達を実施しており、専門人材のリクルート、サービスの革新、クロスボーダー対応力の強化などに対し、継続的な投資を行っています。
ソウルオフィスの主な目的:
- 世界中のクライアントに向けた韓国発の知見提供
- 韓国人エキスパートの国際機会へのアクセス支援
- グローバル水準の多様で高性能なローカルチームの構築
会社概要
会社名:Arches株式会社
代表取締役:加藤 洋気
本社所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23-4桑野ビル2階
設立:2019年5月
韓国オフィス所在地:ソウル特別市永登浦区汝矣島洞国際金融路8ギル27-8
公式ウェブサイト: www.arches-global.com
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